2020年4月8日
こんにちは!矢野です。
緊急事態宣言を受け7日から12日まで営業自粛によりお店を休業しております。
しかし、私達は元気なまま
在宅勤務ということになっており、自粛の間は体や健康についてブログアップしていきます!
今回はなぜ風邪を引いら高熱が出るのかの話
私達の体は免疫システムで常に外部からの侵入した異物と戦ってます。
戦ってくれる1つが「マクロファージ」
免疫を担い病原体や異物と戦うマクロファージは、感染がおこった場所でまっさきに病原体や異物を食べて戦います。その際、マクロファージは殺菌のために活性酸素を産生しますが、活性酸素の殺菌以外のはたらき、とくに体温を感じる温度センサー(TRPM2)とのかかわりがあるそうなのです。
普段の体温ではTRPM2は反応しませんが、病原体にたいする免疫反応でマクロファージの過酸化水素が産生されるとTRPM2のスイッチがオンになり、体温(37°c)でも働くようになります。さらに発熱(38.5°c)すると、その働きが強まるそうです。
さらに!
免疫を担うマクロファージの異物を貪食する反応は、TRPM2の働きによって、発熱域(38.5℃)で、より増強する!!!
おー!
例えるならば、
ケンカがそこそこ強いマクロファージくんには「やる気スイッチTRPM2」が付いてて、強い相手が現れた時興奮する(過酸化水素の産生)特異体質。すると「やる気スイッチ」ON!熱中してどんどん熱くなる(発熱38.5℃)とマクロファージくんのパワーがレベルUPして手強い相手も倒してく!!
怒りでスーパー○イヤ人になっちゃうマクロファージ
みたいな事です笑
つまり、
風邪など病気になって熱が上がるのは、病気と戦う力を強くするために頑張っている証拠なんですね。
もちろん高熱が出るとしんどいので、異物の侵入を未然に防ぐことが大切です。
外から帰ってきたら手洗いうがいしっかりしましょう!
矢野