2020年4月21日
こんにちは!
営業自粛中につき、体や健康についてブログやってます!
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さて、タイトルにあったアスリートは風邪を引きやすいってみなさんご存知でしたか?
日々ハードなトレーニングをこなすアスリートなので屈強なイメージから一般人より風邪を引きにくいと思ってしまいますが、実はそうではありません。
ちなみに、
2012年のロンドンオリンピック開催中に病気で医務室を訪れた選手のうち、最も多かったのは上気道感染症(風邪)で41%
1位が風邪、2位が消化器系疾患、3位が皮膚の疾患。ロンドンオリンピックに限らず、大きな国際大会で起こる内科系疾患の順位はいつも決まっているそうです。
意外ですよね!
でもそれの理由は
激しい運動で免疫力が下がるから!!
スポーツ医学の世界でよく免疫機能の指標に使われるのはSIgA(分泌型免疫グロブリンA)。唾液、消化液、涙など粘膜の表面に分泌される液に含まれる抗体
運動をしていなかった人が適度な運動をするとSIgAは上がるが、強度の高い運動をすると逆に下がってしまう。
ちなみに、フルマラソン後はSIgAは下がります。
なぜなのか?
それは激しい運動によるストレスが原因です!
体にストレスがかかると内分泌系、自律神経系、そして免疫系が元の状態に戻すために反応します。ストレスによってコルチゾール(副腎皮質ホルモン)というストレスホルモンが分泌されますが、このコルチゾールに免疫を抑える作用があります。
また、アスリートの方が鍼(はり)やマッサージなどの物理療法、ヨガやアロマテラピーなどのリラクセーションによって一時的にSIgAが上がったという報告はあるそうです。
これは私達にとって嬉しい情報ですね!
今はお家で適度な運動でストレスを溜めないようにしていきましょう!
矢野